オタクってなに

「3次元に興味無し」「俺の嫁」…TBS「初音ミク」特集、「オタク印象操作」「職業差別」と批判相次ぐ


これは明らかに、彼ら(取材を受けたヲタク)の対応がマズかったと思う。


実際の取材の現場については本人が2chに降臨して書いていて
どうも番組の制作側による編集がかなり偏ったものであるというのは事実らしい。
よりによってTBS。

そう、あの亀田一家を過剰に持ち上げて虚像を作り出したテレビ局だからこそ、
他のメディアの取材よりも警戒が必要だった。


彼らは隙を見せすぎた。


「3次元には興味が無い」
向坂環俺の嫁
「(嫁の人数は)100人から先は覚えていない」  


そして「ライブ衣装」のセーラー服とメイド服を披露…


映像が伝える事実というものは、ある一面だけが取り上げられて他は捨てられてしまうが、
その切り取り方によって見る人に全く違う印象を与えてしまうものだ。
そしてテレビ番組の限られた時間のなかで視聴者の興味をひきつけるには、過激であるほど効果がある。
そういったメディアとセンセーショナリズムの問題についてはこちら(初音ミク報道と「ニュースの天才」)で詳しく書かれているのでぜひご一読を。



ただ、自分は番組の中で取り上げられた数々の発言は
それなりに現実を映しているとも思う。


ニコニコ動画や2chの中で「○○は俺の嫁」や「3次元に興味は無い」
といった書き込みはごくごくありふれた、それこそ日常会話みたいなもんだ。
そしてそういった文化の中から出てきたのが初音ミク


仮に、この番組のように取材内容を編集したものではなく、
ニコニコ動画初音ミク関係の動画を字幕付きで何も編集せずに放映したとしても、
視聴者(お茶の間の一般人)に与える印象はそんなに変わらないんじゃないだろうか。




それにしても、ついついHTMLのタグを使っちゃうなあ…